美南の丘クリニック

浮腫とはWhat is edema

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浮腫とは

皮膚下の細胞の間に水分が溜まりむくんだ状態です。
細胞間の液は、毛細血管の血液やリンパ液と絶えず交流があり、このため静脈 やリンパ管の流れが悪くなると、水分がしみ出して浮腫が起こってきます。
また血液の異常でも浸透圧により、浮腫が出現します。
さらに、人間は二本足歩行 で、一日の大半を立ったり座ったりして過ごすため、血液が下半身にうっ滞し、病気でなくても夕方になると下肢に浮腫が生じ易くなります。
下肢の浮腫を診断 するには、脛(すね)の上や足の甲を10秒間くらいじっと強く押さえてみるとくぼみが出来て、容易に診断できます。

浮腫の原因疾患は様々ですが、脚の一方のみに浮腫が出る場合には、同じ脚の静脈やリンパ管の病気のためと考えられます。
また、筋肉は収縮 によって、静脈を圧迫して血液を帰す役割がありますが、神経が麻痺して筋肉が動かなくなった手足にも、むくみやすくなります。
しかし、両側に浮腫がある場 合には、心不全、腎不全、肝硬変などの重篤な内臓疾患、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患や、血液中の蛋白の低下やビタミンB1の欠乏などの病気も考えられます。
このように浮腫には種々の原因があり、複数の要因が絡んでいる場合もあります。
軽度の浮腫の場合は、朝には消失することもあ りますが、浮腫が続いたり、顕著な場合には、何らかの疾病が潜んでいると考えられますので、かかりつけ医にご相談下さい。