美南の丘クリニック

消化器科Department of Gastroenterology

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人間の消化器はどのくらいの長さがあるかご存知ですか?なんと、のどから肛門まで約9メートル近くにもなるのです。
消化器内科は口からお尻までの食べ物が通る約9メールの管(食道、胃、小腸、大腸)とそれに連なるだ液腺や肝臓、すい臓、胆のうなど広い領域の病気を扱う科です。
消化器内科を受診される患者様は、無症状の方から、腹痛、吐血、下血、だるさ、食欲不振、貧血、やせ、黄疸など幅広い症状の方がいらっしゃいます。
消化器内科の病気だと思っていない方でも、身体の調子が悪いな…と思って内科を受診される方の半数以上が、自覚はないものの、消化器の病気であることが多いのです。
また、日本人のがんの約60%は消化器のがんであり、早期であれば外科手術をせずに内科的な治療で治せることが多いのです。
消化器領域には様々ながんが発生しますが、内視鏡検査などで多くは早期発見可能です。
苦痛の少ない検査を目指して様々な工夫をしていますので、「カメラはつらいので受けたくない」と思い込んでおられる方は是非とも一度ご相談下さい。
美南の丘クリニックでは、鼻から入れる胃カメラ(経鼻内視鏡)を導入しております。
口から入れるカメラよりも圧倒的に楽で、検診目的で希望される方を中心に使用しています。
また、 大腸がんの早期発見に有効な大腸内視鏡検査 を行っております。


経鼻内視鏡検査

美南の丘クリニック

当院では、最小細径(4.9mm)の内視鏡を用いています。
経鼻で行うことの利点は、咽頭部への圧迫感がなく、嘔吐反射が起きにくいことです。
経鼻で行うことにより、軟口蓋や咽頭壁の圧迫感がなくなり、嘔吐反射が起きにくくなります。
咽頭部への麻酔がほとんど不要になったため、検査終了後に直ちに食事等ができます。
高齢者の方にも、身体的な負担が少なく検査ができます。
※麻酔の必要な方には、個別に対応しています。

美南の丘クリニック

経鼻内視鏡検査経口内視鏡(イラスト左)
内視鏡がしたの付け根を通り、咽頭部に強く当たるため、吐き気を感じやすい
経鼻内視鏡(イラスト右)
内視鏡が、下の付け根を通らずにのどの奥を圧迫しないので不快や、吐き気を感じにくい

美南の丘クリニック

細い内視鏡鉛筆より細い内視鏡
※最小細径(4.9mm)の内視鏡
内視鏡検査はもう苦しくありません!


超音波断層装置

美南の丘クリニック

主に、腹部臓器の画像診断を行います。 肝臓・脾臓・腎臓・膀胱、大きな動脈、頚部甲状腺などを観察することができます。
レントゲンのような、発がん性もなく、痛みなどもありません。空気のあるところでは、音波が伝わりにくくなるため、消化管、肺の検査には向いていません。
肝臓、胆嚢などの検査は、通常空腹で行いますので、朝から絶食で来院していただきます。


レントゲン画像デジタル化装置

美南の丘クリニック

レントゲンフィルムに、現像することなく、パソコンへ画像として取り込まれ、画像診断ができます。
現像する時間を必要としないため、素早く画像診断ができます。
また、内科系の疾患のみならず、骨折や骨粗鬆症の診断などかかりつけ医としての整形外科的な疾患の診断に、欠かせません。


CRP測定装置・血算測定装置

CRPは感染症などの急性期疾患や、慢性炎症性疾患での重症度を判定するための検査装置です。
末梢血では白血球、赤血球、血小板数などを測定します。
どちらも5分程度で測定結果が出るため、迅速な対応が可能です。


心電図

美南の丘クリニック

心臓を流れるわずかな電流を、ポリグラフに表します。
虚血性心臓病やその他の心臓病の診断に欠かせません。


呼吸機能検査(スパイロメーター)

美南の丘クリニック

肺活量や急速にはき出したときの呼気流量を測定します。
肺年齢の測定が可能です。
肺気腫や、喘息の診断にも使われます。


簡易聴力検査(オージオメーター)

美南の丘クリニック

左右の聴力検査を行います。


血管脈波計

美南の丘クリニック

血管の硬さを計る機械になります。
一般的には血管年齢を調べることのできる検査です。
自分の血管の硬さと血管のつまり具合を調べる出来る検査になります。
実年齢より血管年齢が高く出るとショックですよね。
でもお薬を併用しながら運動を上手く取り入れて行きますと、血管がまた柔らかくなっていきますよ。
自分の現在の血管の状態を知っておくことは、脳梗塞や心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症の予防に役に立ちます。